通勤快速ハリアー
貧乏サラリーマン的ハリアーとの付き合い方

 

ハリアーカスタマイズ&メンテナンス

VTRアダプター取り付け

 今回紹介する作業はVTRアダプターの取り付けです。VTRアダプターってなに?という方も居るかと思いますが、メーカーオプションの純正ナビには通常ビデオ入力の機能がないので外部機器、例えばDVDやビデオをEMVの画面で見ることができません。しかしオプションの「VTRアダプター」というものを追加することでこれら外部機器を接続できるようになり、EMVの画面で外部機器の映像や音声を楽しめるようになります。

 今回、ハリアーにVTRアダプターを取り付ける理由としては、純正オーディオを通じ「iPod」を再生することを目的としています。iPodを車内で聞くには主に2つの方法があり、1つは「FMトランスミッター」を使用しFMラジオを通して聞く方法。そしてもう一つはオーディオのビデオ入力へ音声信号を送り、iPodを楽しむ方法です。

 iPodを接続するにあたり様々なサイトや掲示板を拝見したところ、FMトランスミッターではノイズが入ったり音が小さくなったり、音質自体も良くないという報告が多くあったので、自分はハリアーのビデオ入力を利用した有線による接続でiPodを楽しむことにしました。

 

DVDプレーヤー、地デジチューナー取り付け予定の方へ

 今回ご紹介するVTRアダプターを取り付けることにより、DVDプレーヤーや地デジチューナーが接続することができるようになります。しかし走行中はテレビ映像が映らないように、VTRアダプターからの映像も走行中は映りません。走行中に映像を楽しむには別途改造が必要になります。こちらの走行中テレビ視聴化のページもご覧下さい。


VTRアダプター

それではiPod接続にあたり準備したものを紹介します!
まずは今回の特選素材「VTRアダプター」です。
購入したVTRアダプタはメーカー(ディーラー)のオプション品ではなく社外品です。
楽天ショップ「K's System 通信プラザ」で購入したVTRアダプターで型番は「ADP-10」です。

現在、iPodのみ接続する予定ですが、
今後DVDプレーヤーやビデオ、デジカメなど多くの機器を接続できる含みを持たせるため、
接続端子にRCA端子(オーディオ機器で一般的に使われているコネクタ)を採用しているこちらを購入しました。
トヨタ純正オプション品は音声の端子がイヤホンなどに使われているミニプラグなので、
拡張性を考えるとこちらのタイプが良いかと思います。

購入したVTRアダプタは端子の金属部に金メッキが施されており、
また映像のケーブル(黄色いコネクタのケーブル)は音声ケーブルに比べ
太いケーブルが使われていて意外と(失礼!)凝った作りです。
値段も安く購入でき、いい感じです。

その他、購入したものとしては、

iPod nano

iPod nano

 ハリアーで使用するiPodは、フラッシュメモリーを搭載した「iPod nano」です。一般的?なiPodはハードディスクを使用していますが、このiPodnanoはフラッシュメモリーを記憶媒体としているので非常に薄く携帯性に優れ、また駆動部分がないので細かな振動が発生する車内での使用には相性がいいように思います。

RCA延長ケーブル

RCA延長ケーブル

 購入したVTRアダプターはケーブルの長さが1mありますが、ハリアーはリヤシートの後部にTVチューナーがあり、VTRアダプタのケーブル長では、フロントシートまで届かないので、延長ケーブルを追加する必要があります。購入したのはソニー製のケーブルで型番は「VMC-620S」。長さは2mあるので、配線引き回しの自由度が増します。

iPod用車載ケーブル

B-AUDIO 【CAR AUDIO CABLE for iPod】

 iPodとVTRアダプタを接続するケーブルです。iPodとの接続はDockコネクタを経由し、車両側の接続はRCAとミニプラグどちらでも接続可能です。トヨタ純正のVTRアダプタでも使用できますね!またiPodを再生しながらシガーライターからiPodの充電も可能となっています。

 


まずは前準備 コネクタの緩み防止と絶縁

 それではハリアーへVTRアダプターを取り付けていきたいと思いますが、まずは準備作業。今回VTRアダプターに延長ケーブルを接続するので、その接続に対して一工夫してみます。走行中の振動によりコネクタの接続が緩んだり(まず無いと思いますが一応)、コネクタの金属部分が車両の金属部分に接触しないようにするための対策です。

 試して見る方法としては、接続したコネクタ全体に収縮チューブを被せ、見えている金属部分の絶縁を行うと共に、コネクタの抜けを防止するものです。収縮チューブを被せる作業は本来、工業製品で半田付けした部分を絶縁するために施される作業で、本来の使い方ではありませんが、絶縁と抜け防止を同時に対策できるので、今回一手間加えてみます。それでは会社へ移動開始・・・

収縮チューブを被せます

収縮チューブを被せます

 カーショップやDIYセンターなどで売っている収縮チューブは黒が多いのですが、今回は中の様子が確認できる透明の収縮チューブを使用します。φ15mmのチューブを接続したRCAコネクタに被せます。

収縮チューブを加熱します

収縮チューブを加熱します

 次に熱を加えてチューブを縮めます。家庭用のドライヤーでも縮まらないことはないと思いますが、ここは専用のドライヤーを使います。あまり近づけるとチューブもコネクタも電線も焼け落ちるので(^^ゞ、加減して加熱。

収縮完了

完成しました!

 こちらは完成した様子。これで端子部分は完全に絶縁されました。ホコリや砂、水分も付着することはないでしょう。そして何よりコネクタが抜けない!チューブは縮まると密着した状態で硬化するので、ケーブルを手で引張った位じゃ抜けません。

 


それではVTRアダプター取り付け作業開始

会社から戻って来ましたので(^^)、早速作業を始めます。
でもその前に一つお断りを・・・
今回、作業を行うにあたり事前に分かっていた事は、
TVチューナーは「リヤシートの下にある」ということだけでした。
つまりどこを、どの順番で外したらいいのか分からない。作業方法が分からないまま作業を始めました。(^^ゞ
結果的にVTRアダプターは取り付けましたが、
今回紹介する作業は本来外す必要のない部分を外しています。
しかし、読み物としては面白くなっています。
(^^)v
作業も人生も遠回りが好きな方は参考にして下さい。
本来の作業方法は一番最後で紹介します。

 


デッキアンダートレイの上蓋取り外し

ハリアーのTVチューナーはシート下にあるという事で、まずはデッキアンダートレイの上蓋を外してみましょう。
シートを倒してラゲージルームとの境の部分に指を上に引張り上げます。
両端はマジックテープで留まっているので簡単に引き剥がせます。
後はクリップで固定されているので、(ある程度)勢いよくバンバン外します。

こちらが外した写真です。
両端の黒い部分が両面テープ。5ヶ所クリップで固定されているのが分かるかと思います。

次にデッキアンダートレイの上蓋を外します。
左右に蝶番が1ヶ所づつ、それぞれ二面幅12mmのボルト1本で固定されているので、
メガネレンチかソケットレンチで外します。
この時気が付きましたが、デッキアンダートレイの上蓋(ラゲージルームの床)は
コンパネのような合板で出来ているんですね。
木が使われているなんてチョッと意外で新鮮。
かなり重い物を載せても大丈夫なようです。

 


デッキアンダートレイ取り外し

デッキアンダートレイの上蓋が外れましたら、
ジャッキや工具などが入れてあるデッキアンダートレイ本体を外します。
左右に1ヶ所づつ、計2ヶ所クリップで固定されているのでこれを外します。
写真のような内装剥がしがあると素早く簡単に外せますよ。
素手でクリップを外そうとすると指が痛くなりますね!(*_*)

外したデッキアンダートレイと上蓋は倒したリヤシートの上に乗せておけば便利ですね!
車内が広い車は作業も楽です。
でもこの2つの部品、実は取り外さなくていいんですけどね・・・(^^ゞ

 


VTRアダプター取り付け

ここまで外してみましたが・・・シートの下にTVチューナーらしきものは見当たらない・・・
ってういかシートの下にそんなもの入るスペースないぞ〜!と覗き込んでいると・・・
(手前にはDVDナビの本体も見えます。この中に地図データのDVD-ROMが入ってる・・・はず)

黒い構造部材の中にTVチューナーらしきものがありました。
ケースにも「MATUSHITA」の文字が刻印してあるのでそれっぽい。
でもハーネスが入りそうなコネクタは見当たりませんが、
裏側(車両前方側)を手で触って見ると、コネクタが入りそうな穴が空いてます。
ためしにコネクタをあてがってガサガサしていると
「カチッ!」と入ってしまいました。(^^ゞ

差し込んだコネクタを一度抜いて挿入方向を確認してみます。
コネクタを固定する爪を下に向けた方向で差し込んだようです・・・。

コネクタを差し込む位置としては、TVチューナーの車両前方側、中央付近です。
TVチューナーは斜めに取り付けてあるので、
それに合わせて斜めに入れる必要があります。
力を入れて差し込まないで下さいね!軽く入ります。
でもこんな位置にどうやってコネクタを挿入するかって?

それはこうやって入れるのです。(^^ゞ
黒い構造部材はプレスで打ち抜いてあるので、エッジに細かいバリがあります。
指や腕を切らないように注意する必要がありますが、
本来はこんな方法でVTRアダプタは取り付けません。(^^ゞ

今回、VTRケーブルはリヤシートの下を通し車内へ通す計画なので、
そのまま上部へ引き出し、写真のようにシート下へ通しました。
シート背面のシート地が固定されているとハーネスを通しにくいので、
生地を固定しているクリップを一旦取外してからハーネスを通しました。

車内からハーネスを一杯まで引張り出しました。
ちょうど延長したハーネスとの接続部分が足元に顔をみせました。
購入したVTRアダプタはハーネスの長さが1mしかないので、
フロントシートで機器を使用するとなると延長ケーブルが必要になりますね。

 


VTRアダプター取り付け前のTV画面

VTRアダプター取り付け前

こちらはVTRアダプタ取り付け前のTV画面です。

 

VTRアダプター取り付け後のTV画面

VTRアダプター取り付け後

そしてVTRアダプター取り付け後のTV画面がこちら。
画面上の設定ボタンの下に「VIDEO」のボタンが追加されました。(^^)v
これでVTRアダプタが正しく取り付けられ、認識されていることが確認出来ました。
後はiPodやDVDプレーヤーなどの外部機器を接続し、
画面上の「VIDEO」ボタンを押せば外部機器の画像と音声が出てきます。

ちなみに画面上のバレンタイン監督は当サイトとは関係ありません。m(__)m


VTRアダプターを取り付ける作業としてはここまでです。
後は外した手順でデッキアンダートレイを元に戻せば作業は終了です。
車内側の作業は別ページで改めて紹介します。

ちなみに今回の作業で外したボルトとクリップ。そして使用した工具は上の写真の通りです。
特殊な工具は特に必要なくチョッと車いじりに興味がある方なら問題なく作業できるでしょう。
作業時間も自分は余計な作業と写真を撮影しながらの作業だったので
約1時間ほどかかってしまいましたが、
紹介した作業方法でもVTRケーブル取り付け作業だけなら
15分もあれば終わってしまうほどの作業なので、
休日のDIY作業としても楽しめる作業だと思います。
ディーラーにお願いすると工賃取られますからね!


正しいVTRアダプタの取り付け方

それでは正解の発表です!じゃなくて正しい?作業方法の紹介です。
ラゲージルームとシートバックの境にある床のボードを取り外すまでは同じ。
そこでシート背面の生地を固定しているクリップを外せば
テレビチューナーの背面が直接見えるようです。
さらにシートを倒さなくてもいいようです。
ただ本当にチューナーが見えるかは、実際にこの方法で行っていないので分かりません。
想像するにリヤシートを前方にスライドさせた方がいいような気もします。
VTRアダプタ取り付け作業をご自分で行ってみたい方は
この方法でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
まぁ、ディーラーで作業方法を聞けばいいんですけど・・・(^^ゞ

車内へハーネスを通す際に丸で囲んだクリップを外しましたが、
この部分のクリップは細かなヒダが沢山付いているタイプです。
この手のクリップは何回も付けたり外したりしていると
爪がつぶれて固定力が弱まります。
駄目になっても1ヶ数十円程度で買えますが、
その点注意する必要があります。


 ハリアーへのVTRアダプター取り付け作業はこんな感じです。イメージして頂けたでしょうか?作業自体は難しいものではないので、DIYで楽しみながら出来る作業だと思います。自分のようにハリアーでiPodを聞いてみたい方や、DVDプレーヤーで映画を楽しみたい方などはチャレンジしてみてください。運動会などで撮影した映像をEMVで確認するのもアリですね!楽しみ方、使い方は人それぞれですし、新たな車の楽しみ方もひろがります。

 

作業難易度

★★☆☆☆

取り外す部品は殆どなく、専門的な知識や技術がなくても、DIYとして楽しめる作業です。

 

作業時間

15〜20分

VTRアダプターを取り付ける作業自体はそれほど時間は掛かりませんが、配線の引き回す場所により作業に時間が掛かるかもしれません。

 

必要工具@

内装はがし

作業にあたり必ず必要ではありませんが、内装はがしがあると便利です。シート背面の生地を固定しているクリップを外すのに、あると指を痛めることもなく簡単に作業ができます。

管理人が使用しているのはエーモンの内装剥しです。ポリカーボネート製で外すものに傷が付き難く、あらゆる種類のクリップを外すことができます。値段も安いのでDIY派の方は1本あると何かと便利です。

 

必要工具A

ラチェットハンドル

デッキアンダートレイの上蓋を外すのに使用しました。お奨めはなんと言っても国内トップブランドのKTC(京都機械工具)です。自分が持っている工具は全てKTCをそろえています。工具の加工精度と強度、さらにメッキの強さも文句なしです!1セットあると車から日曜大工のDIYまでオールラウンドに使用できます。

 

iPod nano

新しいiPod nanoのボディは、酸化被膜処理されたアルミニウム。2GB、4GB、8GBモデルが揃い最大2,000曲の保存が可能。カラーディスプレイも明るくなり、24時間連続駆動できるバッテリーを搭載。

 

iPod カーオーディオ

車でiPod再生に必要なのが接続ケーブルやトランスミッター。音質にこだわるならRCAでの接続。気軽に楽しみたいのならFMトランスミッターがお奨め。

 

iPod スピーカー

自宅でiPodを高音質で楽しみたい方のグッズが充実。こだわり派にはオーディオのアンプへの接続にモンスターケーブルをどうぞ。

 

走行中にテレビが見られるハーネスキット

純正オーディオに取り付けるだけで、走行中にテレビが見れるようになるハーネスキット。面倒な配線や改造を行うことなく簡単取り付けでTV視聴が可能。

 

VTRアダプター

純正オーディオにiPodやDVDプレーヤーなどの外部機器を接続するためのハーネスキット。有線接続なのでiPodの音質もクリアー。車内の楽しみ方が広がります。

 

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